日本で以前はあまり知名度がなかったパッションフルーツも、様々な商品に使われて親しまれるようになりましたね。
最近SNSを見ていたら、スイーツ以外にも「スーパーでパッションフルーツ発見!」と言った投稿をいくつも見つけてビックリしました!筆者が南米に移住した2012年ごろはまだそこまで浸透していなかったように記憶しているので、随分と馴染み深くなったようです。
しかし、まだまだ本物の果実を見たことがなくて
という方もいるのではないでしょうか?また逆に、
と思っている方もいるはず。今回はそんな方のために、パッションフルーツを100倍味わえる食べ方をご紹介します!
この記事でわかること
- パッションフルーツの食べごろや基本的な食べ方
- 追熟を早める&遅らせる方法とおすすめ保存方法
- パッションフルーツの食べ方アレンジ○選
- 種や皮は捨てないで!原産地では○○する!
- グリーンカーテンやってる人は葉や花も食べれる!?
この記事では、パッションフルーツ(果実・種・皮・葉・花)の食べ方をたっぷり網羅してご説明していきます!
…と、その前に
という方は以下の記事からどうぞ↓
-
パッションフルーツとは?味や選び方、保存方法を伝授!
ジュースだけでなく、チョコレートを含む洋菓子や和菓子、お酒やヨーグルトなど、パッションフルーツは様々な商品に入っています。そのトロピカルな甘い南国の香りと甘酸っぱさが、色んな食べ物を一味違った美味しさ ...
続きを見る
パッションフルーツの基本的な食べ方
パッションフルーツは黄色や紫色の種類があります。特に日本でお土産としてもらったり、収穫したて・購入したてのころは、こんな風にツルツルのまん丸な姿がほとんどですよね。
基本的にパッションフルーツは完熟すると自ら枝から落ちるので、表面がツルツルの状態でも食べることができます。
…が、まだこの段階だと酸味が強くて食べにくいのが難点。。
酸味の強いものが好きな方はそれでも大丈夫でしょうが、苦手な方はこの段階だと少々キツイと思います。
実際は、品種や季節や土壌・栽培方法などによって酸味と甘みの度合いが変わってくるので、ツルツルの状態でも十分に甘くて美味しいパッションフルーツもあるんです。
でも、たいていのパッションフルーツはツルツルの段階だと酸味がとても強いので、もし1個だけ試しに食べてみて酸っぱ過ぎたら、その試食分には蜂蜜をかけるなりして食べるのがおすすめ。
また、酸味が強くても直接食べるのではなく、レモンやビネガーのようにドレッシングなどで利用するならこのぐらいでも使えます!
もし生で食べる・強い酸味が苦手な人は、追熟して酸味を抜いてくださいね。
パッションフルーツを追熟させよう!食べごろは?
では、より美味しくいただくために、パッションフルーツの上手な追熟のさせ方をご紹介します!
とはいえ実はとても簡単で、基本は「常温で放置」これだけです(笑)
特段、冷蔵庫などに入れる必要もなく、温度の高い夏場でもそのまま放置して大丈夫。鮮度や季節にもよりますが、だいたいその状態で夏なら1週間前後、冬なら3週間前後おいておけば追熟して美味しくなります。
ただ、常温で放置しているとどんどんシワシワになり、時には皮が黒ずんできてしまったりするので、初めての場合
と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
でもご心配なく!
パッションフルーツは、木から落ちた後も追熟する(時間を置くことで美味しくなる)「クライマクテリック型」と呼ばれる果実の一つなんです。
※クライマクテリック型:りんごやバナナなど、収穫後に常温放置することでエチレンを放出し追熟する果物のこと。
追熟してシワシワになればなるほど酸味が抜けて甘さが際立つので、むしろ原産地南米では、スーパーでこんな姿で販売されているくらいなんですよ。
日本のスーパーでこんな風に陳列されていたら「ギョッ!?」としちゃうかもしれませんが、パッションフルーツの産地では、こんな見た目の方が食べごろで美味しいのをみんな知っているので、普通に購入していきます(笑)
見た目は残念な状態になっていますが、シワシワになるのと同時にだんだんとトロピカルな香りも増してくるので、「美味しさアップ中だぞー!」と思いながら気長に待ってくださいね。
追熟を早める方法
ところで、
というケースも稀にありますよね。そんな場合はちょっと手を付け加えて、早く追熟させられる裏技があります♪
その裏技とは…
「りんご」!!
実はりんごは、パッションフルーツと同じ「クライマクテリック型」で、その中でもエチレンをとても多く放出する果物として知られているんです※1。
追熟する果物はエチレンを多く放出する果物の側に置いておくと、そのエチレンの影響を受けて追熟が早まるという特徴があります。特にパッションフルーツはエチレンの影響を強く受けるタイプのフルーツ。※2
その特徴をうまく利用すれば、通常より早く食べごろのパッションフルーツを楽しめるようになるんです♪
ちなみにパッションフルーツもりんごのようにエチレンの放出量が多い果物なのですが、熟していない時はエチレンの発生量がそこまで多くありません。
この裏技のコツは次の3つ。
- エチレンが1番多く出るのは常温(冷房などの冷たい部屋ではなく暖かい温度がいい)
- 果物は呼吸してるので酸素が必要
- りんごは品種を選ぶべし!
つまり、エチレンの放出量が多い品種のりんごを、パッションフルーツと一緒にジップロックに入れて空気を入れて、常温に放置しておけばいいということですね。
りんごは品種によってエチレンの量が違っていて、中でも「つがる」「黄王」「王林」「ジョナゴールド」などがエチレンの量が多いので追熟促進に向いています。
早く美味しいパッションフルーツが食べたい時は、この裏技も試してみてくださいね。
追熟を遅らせる方法
逆に「しばらく食べないから、食べごろは遅いほうがいい」という場合、初めから冷蔵庫に入れることで追熟を遅らせます。
…と言っても、あまり冷やしすぎるのは苦手なので野菜室に入れるのですが、パッションフルーツが追熟しはじめるとエチレンが放出されるため、他の野菜の痛みを早めてしまう原因になります。
そこでパッションフルーツの追熟を遅らせつつ、他の野菜への影響も少なくするポイントを3つ上げてみました。
- パッションフルーツを袋に入れて密閉する
- 他の野菜も袋に入れて、エチレンの影響を防ぐ
- 野菜室の中でも、パッションフルーツと野菜をなるべく近くにおかない
こうすることで、通常よりも追熟を遅らせることができます!
基本的な食べ方
食べごろになったら、いざ試食!
パッションフルーツはその実の中に黒いタネとゼリー状の果肉が入っていて、基本的にはスイカやメロンのようにナイフで切って中身を食べます。種はお好みによりますが、メリットも多いのでポリポリ食べるのがおすすめ(記事の後半で、種と皮について詳しく説明してます!)
ただし切るときに注意したいのが、真っ二つに切ってしまうとビタミンたっぷりのトロピカルな果汁が流れ出てしまう点です。ちょっと勿体無いですよね~。
パッションフルーツは決して安い果物ではないので、できるなら無駄なく食べたい!という方もいると思います。
そんな場合は上から1~2cmくらいの部分をナイフで切って、スプーンで中身をすくって食べてみましょう。
もし酸味が強くて食べにくかったら、お好みで砂糖や蜂蜜をいれて食べてもOKです!もちろん、「多少の果汁が流れても気にしない」という方は普通に真っ二つに切って食べても、全然問題ないですよ~。
食べるときは常温のままでもいいし、冷蔵庫で冷やしたり、冷凍庫でシャーベット状にしても美味しくてオススメ。自分にあった食べ方を見つけましょう。
しかし、冷蔵庫で冷やす場合には一点注意が必要です!
パッションフルーツは半日~1日くらいなら大丈夫ですが、長期間冷蔵庫に入れると酸味が強くなってしまいます。これは追熟した後でもそうなってしまうので、冷蔵庫に入れたのを忘れてしまわないように気をつけましょう。
また、冷凍庫に入れるとそれ以上は追熟しなくなります。酸味が弱めのパッションフルーツを冷凍保存したい場合は、しっかり追熟してシワシワになってから入れてくださいね。
種は食べる?食べない?
パッションフルーツを食べる時に、どうしても気になるのは種ではないでしょうか?
ゼリーのような果肉部分にたくさん入っていて、
と思っている方も多いはずです。
ネット検索すると「捨てる派」と「食べる派」がいるようですが、あなたはどちらでしょうか?
実は捨てるのはもったいない!こんなにメリットだらけの種
「食べても良いのかよくわからないから捨ててた」というあなた、実はとーーーっても勿体無いことをしていたかもしれません。
↑なーんて偉そうに言ってますが、筆者だって得体が知れなくて最初は捨ててました 笑
実はパッションフルーツの種にはピセアタンノールと呼ばれるポリフェノールが含まれていて、その含有量はぶどうの7000倍以上なんです!※5
強力な抗酸化作用や美容、糖尿病対策にも注目を浴びているので、是非ぜひ種は食べて欲しいところ。それも、丸のみではなくてポリポリ噛んで食べる方が、中の成分が体に吸収されやすくなります。
詳しくはこちらの記事にたっぷり書いているのでチェックしてみてくださいね。
-
パッションフルーツの栄養成分、種まで食べると若返る!?
爽やかな南国の風味が特徴のパッションフルーツ。 どちらかというと、生育に適した九州や沖縄などの暖かい地域ではよく知られていますが、近年本州でもジワジワと認知度を高めてきています。 南国フルーツに栄養成 ...
続きを見る
種からとれるオイルもおすすめ
ちなみに、パッションフルーツからとれるオイルも、パルミチン酸・ステアリン酸・オレイン酸などの抗酸化成分や体に嬉しい成分が含まれています。種をポリポリ食べるとそういった成分も摂取できるのでとてもおすすめ!
食用以外にも美容オイルとして利用する人も多いですよ♪
皮は食べる?食べない?
日本ではほぼ捨てられていると言っても過言ではないパッションフルーツの皮。ネットのあちこちで「皮は食べられません」って書いてありますよね。
でも、実は…
食べられるんです(断言)
皮は栄養面でも優秀!南米では皮まで食べる
パッションフルーツの原産地南米では、皮もジャムなどにして食べてしまいます。さらに、栄養豊富で食物繊維たっぷりの特性を生かして、乾燥したものを粉砕して焙煎・粉末にしたものも販売されています。
パッションフルーツの皮は食物繊維がとても多いのですが、食前にパッションフルーツの皮の粉をちょっと食べると、胃で膨張して満腹を得られるメリットが。その特性を生かして、ダイエット目的に食べたり小麦粉の代わりに使ったりする人も多いんです。
また、コレステロールの減少や糖尿病対策も期待されているので、スーパーの健康食品コーナーにいつも置かれています。
パッションフルーツの皮を利用する場合は、シワシワになった状態よりツルツルの状態の方がGood。無農薬のものを選んで綺麗に洗ってから使いましょう。
チャボトケイソウ(incarnata)を栽培したら…葉や花もどうぞ!
パッションフルーツをグリーンカーテンで育てている方は、その育てている品種を確認してみましょう。もしそれがチャボトケイソウなら葉や花も利用できます!
南米では子供が癇癪を起こしたり、落ち着かなかったりするとパッションフルーツを食べさせたりお茶を飲ませたりします。それが、とても精神を落ち着かせる効果があると言われていて、南米人なら誰もが知る伝統療法のようなものなんですね。
しかしこれはただの言い伝えではなくて、科学的な裏付けがあるんです。
それは、近年注目されている「ハルミン」という成分。ハルミンはパッションフルーツの葉や花に含まれていて、神経を落ち着かせる作用が確認されています。また骨や歯の再生・血糖値を調整できる可能性などが研究によりわかってきていて、今後の研究が楽しみな成分でもあるのです!
※ちなみに、ハルミンは抗うつ作用や鎮痛作用があると言われていて、抗うつ薬の代わりとして昔から使われるほど強いと言われています。精神薬を服用している方は摂取前に医師に相談してください。
※そして、パッションフルーツ(トケイソウ)には様々な種類があって、毒性の強いものも多いです。「チャボトケイソウ」以外のトケイソウは食用しないでください!
乾燥させてハーブティーにしよう
パッションフルーツ(チャボトケイソウ)のグリーンカーテンで、特に実をならせるつもりがない場合は、花や葉を乾燥させてハーブティーにできます。
育てている品種がチャボトケイソウかどうか自信がない人や、乾燥させる工程が面倒な人は、生活の木から有機栽培されたパッションフラワーティーが販売されています!
「リラックスした!」「よく眠れた!」など、口コミ評価も高いですよ♪
パッションフルーツを100倍美味しくする食べ方!
パッションフルーツはそのまま食べても美味しい…けど!もっと素敵な味わい方がいっぱいあるんです。ここからは、世界のアレンジ方法をご紹介します!
王道の食べ方
まずは「世界どこに行ってもみんな必ずやっている」王道の食べ方です。パッションフルーツがいくつも手元にあるなら、ぜひ試してみましょう!
ジュース・スムージー・シェイクにして飲む
パッションフルーツ自体はけっこう濃い味なので、ジュースやスムージーやシェイクで薄めて飲む人が多いです。ミキサーで水や他のフルーツと一緒に攪拌して、お好みで砂糖や蜂蜜などを混ぜると一気に飲みやすいトロピカルジュースになりますよ♪
そこに重曹を入れると、夏にピッタリな炭酸ジュースになります!
▼パッションフルーツのみのスムージー♪
▼色んなフルーツを混ぜても美味♪
▼パッションフルーツ100%果汁
ちなみに、「パッションフルーツの実はないけど100%果汁が欲しい!」という方はAmazonの「パッションフルーツ100%果汁」がオススメです!
実はパッションフルーツジュースで添加物なく果汁100%というのはあまりないのですが、こちらは正真正銘の無添加100%。砂糖も入っていないので、炭酸などで割るなど様々な使い方ができます。
色んな食べ物にかけてみる
世界ではパッションフルーツの濃厚な味を生かして、ソースとして料理などのアクセントに利用されています。ビタミンたっぷりのトロピカルな香りと甘酸っぱい味は、食べ物にちょっとかけるだけで高級レストランのように贅沢に様変わりしてしまうから不思議!
▼ヨーグルトは定番♪
▼アイスも美味しい♪
▼チーズケーキにかければ絶品♪
▼サラダにも合う♪
スイーツな食べ方
甘酸っぱいパッションフルーツはスイーツにもピッタリ!程よい酸味が加わって、南国の雰囲気をかもし出しながらも爽快な味わいになります。甘いものが苦手な人も、甘さ控えめのスイーツにパッションフルーツを混ぜればスッキリといただけますよ♪
ケーキ・タルト
ケーキやタルトなどにパッションフルーツをかけても美味しいですが、生地を作る段階で練りこんでも美味しいです。
チョコレート
パッションフルーツとチョコレートって相性が凄くいいんです!市販のチョコレートだけでなく、あちこちのカフェでパッションフルーツとチョコレートのコラボをやっていますよね。
ホワイトチョコでもブラックチョコでも合うので、バレンタインやホワイトデーの時にアレンジしてもGoodです♪
エクレア
シュークリームにチョコレートをかけたエクレアに、パッションフルーツが混ざるとまた絶品♪シューを食べるときにトロ~っと口の中で溶ける感覚と、パッションフルーツの甘酸っぱい香りがフワッと広がって幸せな気分になれますよ。
アイシング
クッキーやケーキを可愛くデコレーションして美味しさをUPさせるアイシング。果肉部を網で漉して、パッションフルーツの鮮やかな色合いをアイシングに生かすのもアリ。種も一緒に混ぜ込んで食感を楽しむのもアリです♪
マカロン
フランスの上品なお菓子、マカロン。コーヒーや紅茶やハーブティーなど、ティータイムにピッタリですよね。ヨーロッパの可愛いお菓子に、南国フレーバーのパッションフルーツを合わせれば、また違った味わいになること間違いなし!
わたあめ
なんと!パッションフルーツ味の綿あめにもなっちゃうんです!残念ながらパッションフルーツ味のザラメが見つからなかったのですが、ハワイでは市販されているとか!一度食べてみたいですね♪
ドーナツ
中に入れるクリームに混ぜたりアイシングでトッピングしたりしてドーナツにかければ、泣いてた子供もたちまち笑顔に!揚げたてのサクサクドーナツから香るエキゾチックな風味は、心を明るくしてくれます。
メレンゲ
口の中でとろける、甘~いメレンゲ。ビタミンたっぷりなパッションフルーツが加われば、程よい酸味が効いて、甘くもサッパリとした味わいに変身!大人のティータイムに最適です♪
ゼリー
パッションフルーツの果肉部はプルプルのジュレのようになっていますが、その果肉を使ってジュースにしたものにゼラチンを加えると、美味しいゼリーになります。夏はそのまま凍らせてシャーベットにするのもおすすめですよ♪
南米ではパッションフルーツ単体のゼリーだけでなく、様々なフルーツジュースで作ったカラフルゼリーも一般的。ちょっとしたパーティーでも人気なスイーツです!
スーパーフルーツボウル
パッションフルーツの種には、ピセアタンノールという強力な抗酸化成分がたっぷり含まれているスーパーフルーツの一つでもあるんです!
アサイー、ピタヤ、ラズベリーなど、様々なスーパーフルーツを盛り込んだフルーツボールにパッションフルーツを加えれば、アンチエイジングや美肌に嬉しいスイーツに♪
シロップ・ジャムにする
パッションフルーツがたくさんあって食べきれない…という場合は、シロップやジャムにすると長持ちします。南米では種だけでなく、皮も全てジャムにするのが一般的。栄養たっぷりなので、実は捨てるなんて勿体ないのです。
ムース・クリームにする
口どけの良いムースにパッションフルーツを混ぜて、南国のスイーツにしてみてはいかがですか?ムースやクリームにすれば、パフェやクレープなど様々なスイーツにアレンジ可能。ぜひあなただけのレシピを作ってみてください♪
アイスにする
パッションフルーツをアイスにするのも南国の定番。甘くて冷たいアイスにトロピカルな酸味が加わって、気分はまるでリゾートにいるかのようです。自宅でアイスを作る方は、ぜひパッションフルーツ味も試してみてくださいね。
意外な組み合わせ!?視野が広がる食べ方
お次は「えぇ!?そんな料理にも!?」と驚いてしまうような、意外な組み合わせです。
実は、パッションフルーツにはミカンと同じくらいの量のβカロテンが含まれていて、油分と摂取することで吸収しやすくなります。βカロテンは体内でビタミンAに変わって、ビタミンA過剰症になる必要もない優秀な成分。美容やアンチエイジングにピッタリなんですよ♪
パッションフルーツバター
ハワイで「リリコイバター」(「リリコイ」はパッションフルーツのこと)と呼ばれてお土産にも人気のバターです。
無塩バターとパッションフルーツ・砂糖や蜂蜜を混ぜて作られるこのバターは、甘酸っぱくてそのまま舐めても後味がいいのが特徴。パンやビスケットやケーキにもアレンジ可能です♪
▼Amazonでも購入可能♪
「作るの面倒!」という方に朗報!パッションフルーツ100%だけど、比較的お買い得なリリコイバターがAmazonで手に入ります♪種も全て入っているので栄養的にもGoodです。
肉料理に
パッションフルーツにはパイナップルのように、肉を柔らかくしてくれるプロテアーゼが含まれているので、肉料理のソースとしても活躍します※3。プロテアーゼは追熟するうちに減っていくので、皮がツルツルの酸味が強い状態のパッションフルーツを使うのがおすすめ!
魚料理に
お寿司や焼き魚に、よくレモンがついてきますよね?それには理由があって、レモンのビタミンCで空気に弱いDHAやEPAの酸化を防いで、効率的に吸収できるようになるからなんです。
パッションフルーツにはビタミンCが多く含まれているだけでなく、同じ抗酸化成分のビタミンEやβカロテンがたっぷり含まれています。それぞれの抗酸化成分が互いに助け合って強力な抗酸化作用を起こすので、レモンの代わりにも最適です!
牡蠣に
同じように、牡蠣もレモンをかけて食べますよね。これは、クエン酸による殺菌作用・消臭作用・キレート作用を期待してのもの。
パッションフルーツも、クエン酸がレモンのように豊富に含まれているのでレモンの代わりに使ってもOK※4。酸味のもとであるクエン酸が大事なので、追熟前の皮がツルツルのパッションフルーツを使いましょう。
パッションフルーツは色んな食べ方ができるスーパーフルーツ♪
長くなりましたが、パッションフルーツの食べ方のあれこれについて詳しく解説してきました。この中で気になる食べ方はありましたか?
パッションフルーツはトロピカルで美味しいだけでなく、栄養もたっぷり入っているので、ぜひ色んな食べ方を楽しんでみたいスーパーフルーツです。
また、育てるととても美しい花が楽しめ、夏場を涼しくしてくれるグリーンカーテンにもなります。上手くいけば自宅で収穫もできるので、興味がある方はチャレンジしてみてくださいね♪
-
パッションフルーツとは?味や選び方、保存方法を伝授!
ジュースだけでなく、チョコレートを含む洋菓子や和菓子、お酒やヨーグルトなど、パッションフルーツは様々な商品に入っています。そのトロピカルな甘い南国の香りと甘酸っぱさが、色んな食べ物を一味違った美味しさ ...
続きを見る
-
パッションフルーツの栄養成分、種まで食べると若返る!?
爽やかな南国の風味が特徴のパッションフルーツ。 どちらかというと、生育に適した九州や沖縄などの暖かい地域ではよく知られていますが、近年本州でもジワジワと認知度を高めてきています。 南国フルーツに栄養成 ...
続きを見る